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反社会的勢力に対する闇営業問題で芸能界引退と言われた雨上がり決死隊・宮迫博之さんとロンドンブーツ1号2号の田村亮さんが2時間半に及ぶ会見を開き、自らの口で状況説明をしたことで、すっかり風向きが変わっています。
会見で発覚した問題
2時間半という長時間、さらに会見が終わったあとも、2人は記者に真摯に対応したとのこと。
内容は多くの媒体でまとめてありますが、注目すべき内容はこちら。
吉本の情報隠蔽
吉本興業側は、宮迫さんたちがお金をもらっていた事実を6月8日には把握していたのに、6月24日まで発表していなかったこと。
フライデーの第一報は6月7日発売号です。
宮迫さんや吉本興業ががフライデーの取材を受けたのは当然それより前で、当初は自己保身と勝手な思い込みでギャラはもらってない方向で話すよう、宮迫さんが入江さんに指示したと会見で明かしています。
しかし亮さんの説得もあり、6月8日の時点では会社に報告し、会見を開いて説明したいと訴えていたのに吉本は「静観で」と、それをしなかった、ということでした。
ちなみに6月8日というと、宮迫さんがツイッターで雑な謝罪をしたと話題になった日でした。
吉本興業の脅し
6月24日になり、関係者が集められ謹慎処分が伝えられたときに、亮さんが会見の必要性を訴えたところ以下のような実質的な脅しがあったとか。
「吉本興業の岡本昭彦社長が、そこにいた弁護士と社員に『全て(外へ)出ろ』と。僕たちと岡本社長と5人だけになりました。岡本社長がおっしゃったのは『お前ら、テープ回してないやろな』と。そんなことするわけありません。『亮、ええよ。おまえ、辞めて、一人会見したらええわ。やってもええけど、ほんなら全員連帯責任でクビにするからな』と言われました。『それでもええんやったら記者会見やれ』と。『俺にはお前ら全員クビにする力があるんだ』とそう言われて、全員、何も言えなくなりました」(宮迫さん)
そもそもは、最初から宮迫さんがギャラを貰っていたことを認めればよかったわけですけどね。だからこそ、吉本も対応に苦慮した部分もあるんでしょうから。
一方で、5年前のことを急に言われても思い出せなかったとか、自己保身が先に立ったというのも、正直なところなのでしょう。
これに対し亮さんは、「ファミリーというなら、僕は“子供”だと思ってます。子供が本当に謝ろうとしてるのを止めるのは親ではないと思う。不信感しかなくなってしまいました。背中を押してほしい。どうしたら謝れるか手伝ってほしかった」と号泣していましたが…
詐欺会社は吉本興業も関わるところだった
ギャラの話をしていたときに、亮さんがそんな大金払う会社は大丈夫なのかと心配したところ、入江さんは「僕のイベントのスポンサーについてくれている。吉本の会社を通したイベントについてくれているスポンサーなので安心です」と答えたとのこと。
さらに、「入江君主催ですが、吉本の社員もいて一緒にやっているイベントのスポンサーが、僕らの行ったのと同じスポンサー」だったこともあり、安心してしまったという説明も。
ここは、「吉本という大きな会社ですら気づけなかったというのは、一個人で判断するのは難しいと思う」と、反社会的勢力を見分ける難しさを語って自分たちを含めて会社もフォローしていましたが、可能性としては、吉本も宮迫さんたちも反社会的勢力だと分っていたけど繋がっていた、ということもありえます。
これは吉本にとってなかなかの爆弾でしたし、宮迫さんたちにとっても反社会的勢力との自覚ある繋がりをグレーにするための勝負となる暴露だったかなと思います。
在阪在京5局は吉本の株主だから大丈夫
「僕がすごく不信に思ったのが、『在京5社、在阪5社は吉本の株主だから、大丈夫やから』と言われました。何が大丈夫か分からないですが、(中略)もともと好きだった会社がこんな風に変わってしまったんだという思いが募っていった」(亮さん)
これは会見するなら生放送で、ネット配信もと訴えたときの吉本側の答えだったそう。
「何が大丈夫か分からない」と言っていますが、まあ、忖度してくれると、そういうことですよね。
事実、テレ朝は今日のこの二人の会見を配信する際、「ノーカット版」としながら「在阪在京5局は吉本の株主」の部分がカットされているのでは、と話題になっています。
また、TBSも「在阪在京…」の部分はカットし、安住紳一郎さんが「編集についての意見はあると思いますが…」とコメントする場面も
こうやって不都合なところは表に出ないようになっているんですね。特にテレビでは。
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変わった風向き
非常に中身の濃い会見でしたから、その他もいろいろと気になるところはありましたが、今風向きは変わり、吉本興業の対応はおかしい、会見すべきは吉本興業、という流れになっています。
この謝罪会見に関するYahooでの簡易アンケートでも、現時点では「納得いく内容だった」が78%、「どちらとも言えない・わからない」「納得いかない内容だった」がそれぞれ11%でした。
宮迫さんは元の印象と演技っぽい感じが感じられたり、たびたび亮さんの発言にかぶせるようなところがあったためにマイナスな印象を持ってる人も多いようですが、亮さんの様子は、これでもしも嘘を言っているならどうしたらいいのか、というくらいの「素」でした。
相方の田村淳さんも、「正直者で真っ直ぐな亮が戻ってきて安心しました」とツイートしていましたしね。
ダウンタウンの松本さんは「後輩芸人達は不安よな。松本 動きます。」とツイートし、TBS『新・情報7Days』がこれについて直撃したところ、松本は「ちょっと会社と話しようかなぁって思ってます」と回答。「記者会見を見て思ったことは?」との質問には、「ちょっと心痛いですね」と胸中を語っています。
また、ビートたけしさんはその『新・情報7Days』で、「涙を流して記者会見した人の芸を見て、これから誰が笑うの。それをやってしまわなきゃいけないようにした事務所、おかしいって。(略)家族がいて食えないようにした事務所は何だ。最低保障くらいしろよ」怒っていました。
スタートとなった宮迫さんの嘘がしょうもないのは当然なのですが、人は間違うものだとすれば、ギャラを貰ったことを明かした8日の時点で、正直にその辺りの弱さも含めて釈明し早く謹慎させていれば、時間はかかっても復帰はあったでしょうし、まだ救われたのでは。
本当に相手企業が反社会的勢力と知らなかった、ということが前提ですが、吉本興業は生活保護を不正受給していた次長課長河本準一さんとキングコング梶原雄太さんをクビにしなかったのに、ちょっと対応を間違えた芸人の将来を奪ったことになります。
その辺りの判断を誤ったために、芸人が表舞台から消え、『アメトーーク』の継続は困難な状態になっています。
ただ、最初にギャラを貰ってないと主張したことが信用を失わせた大きな原因であることも事実。
ここまできたら、宮迫さんや田村亮さんが吉本で復活することはないでしょうね。それぞれの相方と、松本人志さんの動向が気になります。
特に松本さんの動き方によっては、吉本が傾くかどうかくらいになるのでは。
◆宮迫博之、イケメン俳優に数十万たかる!?
確かにもう全く笑えないわ…→ geinou ranking geinou reading
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※きっとさようなら
◆ここまで読んで頂きありがとうございます◆
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コメント
当事者以外の所属タレントが、テレビの生放送中に興奮して泣きわめいて吉本興業批判しているのが違和感。
泣きわめいて話をそらすという隣国のやり方にそっくり。
暴力や恫喝シーンのある創作物を通してしか、言いたいことを表現できなくなってる異常性にも気づいてほしい。
待遇について不満がある所属タレントが多いのだということはわかる。
でもそれはまた別の話。
マネジメント会社を通さずに仕事を請け負う、反社会的勢力との日常的なおつきあい、
とかもう一般社会の労働者から見たら怖いしかないんですけどー。
何が悪いかわからない、とか言ってる大阪弁のスポーツ選手も同様。