宗教団体「幸福の科学」に出家し、所属事務所レプロエンタテインメントとの契約解除問題で世間を騒がせている清水富美加さんですが、「千眼美子」名義で告白本『全部、言っちゃうね。~本名・清水富美加、今日、出家しまする。~』を出版したことでレプロ優勢に風向きが変わり、騒動は収束へ向かうと見られています。
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東京喰種トーキョーグール:re 7【電子書籍】[ 石田スイ ]
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大いに盛り上がった清水富美加さんとレプロの対決ですが、ワイドショーの現場スタッフには「もう、このネタは取り上げるな」と局の上層部からお達しがあったそうです。
[以下引用]
「所属事務所のレプロと教団サイドが毎日のように新たなニュースを発信したり、それに対する反論が飛び出したりと久しぶりにワイドショーが活気づいた。実際、金正男の暗殺と清水の出家のニュースは視聴率もいい。ところが告白本の刊行によって、『千眼美子』の名で活動する清水と教団の宣伝活動なのではないかという全容が見えてきた。清水側が主張する『奴隷契約』によって清水が体調を崩し、ドクターストップで仕事ができなくなった状態でありながら、一方で書籍を周到に準備していたという事実。テレビ的には同じ土俵に立って、逐一、お茶の間に届けるより、どちらにくみすることなく距離を置けという判断です」(ワイドショー芸能デスク)
[ゲンダイネット]
出版プロデューサーの吉田浩さんは、「最低でも前もって3ヶ月以上前から準備しないと、こういう出版はできないと思っている」とコメントしていました。通常の出版でも原稿作成に最低3ヶ月、それから構成、校閲、印刷を入れると6ヶ月、というのが一般的なスケジュールとのこと。
それを今回に当てはめると昨年8月には執筆活動に入っていたということになりますね。
幸福の科学側の主張は、2月11日から医師立会のもと数回にわけてインタビュー行い作成したもので、「レプロにより、公式ツイッターが削除されたため、出家を決意した気持ちや病気療養に至った経緯を、ご本人自身の言葉で、直接ご説明するため」出版することにしたとのこと。
まるで公式ツイッター削除されなければ本にはしなかったと言っているようですが、それならツイッターであの内容をつぶやく予定だったんですかね?
※そりゃ140字で小説もありますが。
[楽天市場]
発行の動機には疑問があるものの、本の内容には清水さんの騒動に対する周囲の反応も含まれており、その部分は2月11日以降に書かれたのはおそらく確かなんでしょうが、その他の部分は事前に準備していたとしてもおかしくはありません。
ただ、出版がなんせ宗教組織ですからね。一般的なものさしとは違うと考えたほうが良さそうです。
信者の中には印刷業者もいるでしょうし、清水さんの本の場合、わりと好き放題暴露して良いんでしょうから、文章の推敲はそこまで厳しくないような。
また、もし十分時間が取れたのであれば、社長さんを殺したいと思ったというような宗教家らしからぬ非常識なコメントや、不倫に悩んでいたと報じられるきっかけとなった「具体的には、悩みの種だった好きな人も忘れました」といった一文は載せないという判断もできたかなあと思ったり。
◆清水富美加の不倫相手
え、本当?→ geinou reading geinou ranking
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さらに、2月17日に発売と告知し実際に出回ってはいるようですが、どの書店にもあるわけではなく、またAmazonなどでは2月28日発売とあったのが2月22日に変わるなど、明らかに通常の本とは状況が異なり、少しずつ印刷し流通させている可能性も考えられ、一概に「半年前から準備していただろ」とは言えないような。
※本のデザインもシンプルだとか。
全部、言っちゃうね。 ~本名・清水富美加、今日、出家しまする。~ –
[Amazon]
まあでも、用意周到じゃなかったとしても、それはそれでおかしいという指摘はあります。
[以下引用]
また、週刊誌記者も清水の行動にこう疑問を呈す。
「書籍の表紙に載った清水の写真はボブヘアで、『人肉を食べる役どころ』と清水が嫌悪感を示している映画『東京喰種トーキョーグール』(松竹)でヒロインを演じるために、これまでのロングヘアをばっさりカットした今年1月20日以降に撮影されたことがうかがえます。現在、清水は体調不良を理由にレプロと契約している仕事をキャンセルしている一方で、その間に表紙の撮影や執筆を行っていたとすれば、その矛盾が指摘されてもおかしくなく、批判の声が広がっています」
[ビジネスジャーナル]
確かに精神的に辛いと言いながら本を書くというのは、いくらインタビュー形式とはいえできるものなのかと疑問には思います。
しかし、髪型の件はある意味緊急出版の証明と言えますね。
『東京喰種トーキョーグール』のクランクインは昨年の7月とされていて、公開は今年の夏を予定、それなのにヒロインの清水さんが髪を切ったのが今年1月というのもどうなんだという気がしますが…
なんにしても、清水さんサイドの旗色はよくありません。
本の出版が予め用意されていたものでもそうでなくても、それがイコール清水さんの主張がまるきり嘘だとは限らないのですが、ただ、やっぱり宗教が絡むと良くないですね。
幸福の科学には今回のことを幸福実現党の支持拡大につなげようとしているとも報じられていたのもあって、マイナスイメージは否めません。
ブラック企業レプロの被害者・清水富美加を利用する幸福の科学の胡散臭さ
さらに追い打ちをかけるのが、幸福の科学の大川隆法さんがレプロの社長・本間憲さんの守護霊インタビューを敢行し、「レプロ」という社名から、「爬虫類型宇宙人レプティリアンの影響下にあることを危惧」しているといった見解を示したこと。
宗教は信じる人が信じればいいとは思いますが、個人的にはこの見解は正直なところポカーンです。
「新人時代はみんなそう」「やりたくないこともやって成長する」「芸能界は特殊」みたいなことを言われても、1ヶ月フルで働いて月給5万円はないと思いますし、脱ぎたくないのに脱がせるとか、逆らうと干すとか、それをそういう世界だし仕方ないという風潮がある芸能界自体がブラックなのは確かで、こういった暗部を芸能界の力学関係なしに暴露できるのは、なるほど宗教という違う種類の力があってこそだと思いますし、清水さんガンバレと思っています。
でも、このタイミングで本を出したり守護霊インタビューしなくてもよかったんじゃないかなあと。
清水さんのツイッター上には、「それ幸福の科学の収益になるんでしょ? 利用されてるんだよ気づいてよ」「早速広告塔としての仕事ですか…」「愚かなことをしないで下さい」など否定的なコメントも寄せられているとのこと。
変な色気を出さなければよかったのに。
◆これを暴露できればまた形成逆転できるかも。
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コメント
女性自身本日売りが奴隷契約と清水側有利の書いてるみたいだけど・・・・・
どこが叩かせてるんだろう
レプロはバーニング系列であり報道にもバイアスが掛かりうる点も加味するべき
畳み掛ける出版はそれに対抗しての事では