9月4日、フジテレビの「ノンストップ」で、風見しんごさんがレギュラーの日に、長い間家族の死を乗り越えられない遺族が増えている、ということについての特集を放送しました。
娘を交通事故で亡くした風見しんごさんは、その特集の間25分沈黙。ネットではフジテレビの無神経さに非難の声があがっています。
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[以下引用]
番組では「家族の死を乗り越えられない人たち」と題して、「母の死」を乗り越えられず苦悩した南野陽子をゲストに迎えて、家族の死を乗り越えられない理由について取り上げた。
日本グリーフケア協会会長の宮林幸江氏は、家族の死を乗り越えるには「親の方ですと3年ぐらい、配偶者とかお子さんを亡くした方は4年から5年かかっていますね」と語る。
設楽統が南野に「どういったときにふと思い出しますか?」と訊ねると「親なので順番だし、最期病気と闘ってがんばっていたので誇りもあるので、そんなに引きずることはないほうだと思うんですけどね」と語り、病気と闘っていたシーンを思い出すほか、まだ母宛に届くダイレクトメールや、綺麗な景色をみると母に見せてあげたかったと思うのだと南野は語った。
番組では、生前にこうしてあげれば良かったというような「やり残したという思い」がマイナスの方向に向いてしまうことも、家族の死を乗り越えられない理由だと紹介された。
同曜日のレギュラーゲストである風見しんごは、娘を交通事故で亡くしており、時折うなずきながら神妙な面持ちでこの話題に聞き入っていた。
また、「思ったより元気そうで良かった」「いつまでも落ち込まないで」という何気ない一言が遺族を傷つけるのだという。良かれと思ってかける言葉の8割が遺族には負担になっていることも取り上げられた。
設楽は「悪気があって言ってるわけではないし、なんて声を掛けてあげればいいのか…」と語ると、神田うのは「声を掛けないで、ぎゅーっとやってあげるの」「私に出来ることだったらなんでも言ってね」と、自身の思いやり方を提示した。
約25分同コーナーは続いたが風見は一言も発さず、また番組側も風見に触れることはなく終了した。
[トピックニュース]
風見しんごさんのお子さんは、2007年、10歳の時、自宅のすぐ側で信号無視したトラックに轢かれて亡くなりました。
朝、元気に行ってきますと出かけて、程なくして事故の音がして…と、風見さんが涙ながらに語っていたのを覚えています。
日本グリーフケア協会会長の宮林幸江氏が言うように、親の死は3年、配偶者や子は4,5年で「乗り越えられる」んだとしたら、風見さんはもう「乗り越えた」ことになるのでしょうが、本当にそんな一律で語ることのできるものなのでしょうか。
親の死は、南野陽子さんが話したように、「順番だから」と思うこともできるかもしれませんが、子供の死は…
もちろん、台本はあるでしょうから、風見さんは4日の特集の内容は知っていて出演していると思います。
経験したからこそ、こういう特集で、例えば“「思ったより元気そうで良かった」「いつまでも落ち込まないで」という何気ない一言が遺族を傷つける”ということや、番組で専門家が話したように、“深い悲しみは人に話すことで和らいでいくもの”といったことが周知されるのは、必要だと思ったかもしれませんね。
それでもやはり、見る方にしたら、いたたまれませんが…。
ちなみに、ノンストップのレギュラーゲスト木曜日は神田うのさん、博多大吉・華丸さん、風見しんごさんで、通常この中から2,3組が出演しています。
ということは、風見さんを外すこともできたんですよね。
なのに風見さんを敢えて出演させたのは、どういう考えがあってのことなのか。
そして、こういうデリケートな話題の時に、これまで散々失言してきた神田うのさんをなぜ出演させたのかも疑問です。
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コメント
毎週木曜日の神田うののゲストが最低です
観たくないようになります。せっかく おもしろいと共感できるのに、うのが最低です
華丸さんだけがヒット良い印象です
早く替えてください