今クールでは「ルーズヴェルト・ゲーム」と原作者の池井戸潤さんが執筆した小説の原作使用料が高騰どころか爆騰していると報じられています。
これはもちろん、「半沢直樹」の大ヒットに起因しており、同様の高視聴率が約束されるお宝コンテンツとしての期待が込められているわけですが、今クールで映像化される2作品の原作使用料はなんと…
→ ranking
※いろいろな意味で影響が大きいドラマでした
【楽天ブックスならいつでも送料無料】半沢直樹 -ディレクターズカット版ー Blu-ray BOX 【Bl… |
[楽天市場]
今ドラマで視聴率が取れないと言われ、二桁行けば良いとされるような風潮の中、「半沢直樹」はスタートの19.4%が最低視聴率で、後は右肩上がりに上昇し、最終回は42.2%と、伝説となっていた「家政婦のミタ」の40%を超える好成績。全話平均視聴率は28.7%という、このところありえないような視聴率をたたき出しました。
半沢直樹続編への出演に名乗りを上げた…
超有名アイドルとは?→ ranking reading reading ranking
その結果、原作者の池井戸潤さんの書いた他の小説にも注目が集まり、すでに映像化されているもの、契約済みのものを除くと、残っているのは『金融探偵』(徳間書店)、『かばん屋の相続』(文芸春秋)、『ようこそ、わが家へ』(小学館)など数作だけという、早い者勝ち状態なんだとか。
※レビューも良いです
金融探偵 [単行本] / 池井戸 潤 (著); 徳間書店 (刊)
[Amazon]
映像化される場合、原作者には原作使用料が支払われます。
ドラマ化の場合の上限は約1000万円、通常は200~400万円が妥当な金額とのこと。
週刊実話によると、「半沢直樹」の場合は、「意外にもたったの約200万円~で落ち着いたそうです。『オレたちバブル入行組』『オレたち花のバブル組』の2作品をブレンドし、ドラマでいいとこ取りをした形だからです」(関係者)だということで、さすが先駆者特典というか、TBSはかなりお買い得だったんですね。
では今クールの2作はというと…
[以下引用]
ところが、この4月に放映される2本のドラマ原作使用料は訳が違う。まず、TBSは『半沢直樹』のスタッフを再結集し、唐沢寿明を主演にドラマ化する小説『ルーズヴェルト・ゲーム』の場合。
「大台の1000万円以上になったともっぱらの評判です。当然、詳しい額は明らかにされていませんが、制作費は一本あたりギャラ込みで6000万円超えになるのでは」(制作関係者)
そしてもうひとつが、日テレが仕掛ける杏主演のドラマ『花咲舞が黙っていない』。池井戸作品の中で唯一の女性主人公とあって、池井戸ファンの間でもイチ押しの作品だという。
「こちらは約700万円で落ち着いたという話です。『不祥事』『銀行総務特命』(講談社)を原作にした作品であると同時に、プロデューサーが昨年の『半沢直樹』を見てすぐに接触したことでこの額に落ち着いたとのこと。今だったら軽く1000万円は超えるでしょう。それでも、ケチで知られる日テレがこの『花咲舞が黙っていない』だけは一本あたり約4000万円も掛けて制作する。意気込みが伝わってきますよ」(業界事情通)
池井戸氏の元には原作料の他にも、DVDやブルーレイ化された場合、印税が振り込まれる。
「局との個別契約ですが、販売額の最低でも1%以上、多くて3%を上限に、販売枚数から弾き出された額が入ってくる」(関係者)
今後も池井戸氏を巡る各局のせめぎ合いと原作のお宝化は続きそうだ。
[週刊実話]
ひとつ成功するとそれに倣っちゃうんですね。
そういう姿勢も大事だとは思いますが、なんだか情けなく思えてしまうのは、昨年秋クールの「ダンダリン」を思い出すからでしょうか^^;
竹内結子「ダンダリン」は正念場!潜在視聴率が下がる中高額CMギャラを死守できるか
日テレは昨年の視聴率競争に勝つための切り札として竹内結子さん主演の「ダンダリン」を持ってきましたが、その自信の根拠は「主人公の名前がタイトル」「『正義は勝つ』という半沢直樹のような時代劇気質」
という、なんだかなあなものでした。
その結果、全話平均7.5%と大惨敗してしまったので、今回はしっかりと池井戸潤さんを持ってきたというワケなんでしょうかね。
「半沢直樹」のヒットは、原作のおもしろさはもちろんのこと、制作者がこれまでのヒットの法則を無視して純粋に面白いものをつくろうとした結果だと言われています。
ちなみに、「半沢直樹」とほぼ同時期にNHKで放送された同じ池井戸作品の「七つの会議」は評価が高いですが、話題にならなかったので、視聴率をものさしにするならイマイチだったのかも。
※東山紀之さん主演です
七つの会議(DVD)
[関連商品]
早い者勝ち競争の中、池井戸作品の唯一の女性主人公で人気作という「花咲舞が黙っていない」という素晴らしい素材を得た日テレが、同じように評価、視聴率ともに成功できるのかは楽しみですね。
一方の「ルーズヴェルト・ゲーム」も、制作陣は「半沢直樹」と同じだといいますが、期待されている分、今作のほうがプレッシャーもあり大変そうです。
スタートが27日と他のドラマと比べるとずいぶん遅いですが、どういう結果になるのか楽しみです。
原作使用料に関する深イイ~お話
※池井戸潤さんのツイッターはこちらから
※最新の芸能ニュースはこちらでどうぞ
※当記事は芸能スクープ、今旬ナビのものです。無断コピーは禁止します。
◆◆◆ 関連ニュース ◆◆◆
木村拓哉が“視聴率の帝王”の座から陥落!最高視聴率42.2%の「半沢直樹」が「Beautiful Life」を抜いてトップに!!
片岡愛之助がまさかの超B級映画に主演!その人柄がわかるちょっといい話
キムタク陣営が発狂寸前!「半沢直樹」の高視聴率で追い詰められた「安堂ロイド」が早くも超大物ゲスト起用に動いた!
◆◆◆ 気になるニュース ◆◆◆
二宮和也に課せられていた知られざるペナルティとは?主演ドラマ「青志先生」決定は禊が済んだ証だった
コメント
半沢と同じ原作者とスタッフなら20%は確実だな。
でも半沢が当たったからって同じようなものばっかりで飽きたけど。日本人って一つ当たれば同じ事ばっかりやるからな。