日本テレビの年に一度のチャリティー番組『24時間テレビ35 愛は地球を救う』が終了し、今年もいろいろな批判が起きています。
定番となった「チャリティーなのにギャラ」以外にも、メイン企画の一つだった、義足の少女が屋久島の縄文杉を目指すというチャレンジで自然破壊があったと、屋久島のガイドを務める男性が自身のブログで告発し、話題になっています。
→ ranking
※奈良美智さんは好評だったようです
24時間テレビ チャリティー グッズ クリアフォルダ 黄色 嵐 大野智 奈良美智 / 嵐
[関連商品]
<以下引用>
屋久島のガイドを務める男性が、自身のブログで「約30名の日本テレビスタッフが縄文杉裏の立ち入り禁止の場所にキャンプ村を設営した」と告発。これは許可を得たうえでのキャンプだったようだが、番組で「屋久島の自然環境に細心の注意を払っています」とテロップを出していたにもかかわらず、自然保護よりも番組を優先した姿勢に疑問を投げかけている。さらに、番組放送時には80名を超えるスタッフが屋久島に入っており、本来は立ち入り禁止の場所から撮影したと思われるアングルの映像があったと指摘した。
<メンズサイゾー>
キャンプ設営の許可は得ているとはいえ、この男性のブログには「環境省対日本テレビのバトルは、日本テレビのごね勝ち」とありましたので、日テレが強引にもぎとった許可だったということでしょうか。
また、この男性は、自然を侮り生放送にこだわり登山を強行した日本テレビの姿勢を、「24時間テレビの今回の企画が仮に何億円か掛けたプロジェクトであれ、これを決行するようでは、愛は地球を救えない」と非難しています。
というのも、今回は史上最大級の台風が沖縄に近づいており、500キロ離れた屋久島も暴風圏内に入る可能性はあり、時間100ミリの雨が降る可能性もあるため、通常の学校行事なら当然中止になる状況だったとのこと。
<以下引用>
屋久島は手つかずの自然が残っていることが魅力だが、それだけに縄文杉までの道のりには数多くの難所がある。雨が降ればツルツルになった木の根っこや石で滑る危険性が高まり、強風によって橋を渡れなくなることもある。生放送にこだわった制作側が、ただでさえ登山に困難が伴う義足の少女に無理をさせたともいえるが、これは障害者を支援しようとする番組の主旨と真逆の行動ではないだろうか。
<メンズサイゾー>
ちなみにこの企画は、台風による悪天候の影響で全行程の9割を歩きながらも途中で断念という残念な結果となりました。
ブログを書いた男性は、天候がよければ少女が登山することは可能だったとしています。
途中で断念でも少女のがんばりは十分伝わり感動「させられました」が、番組の目的って感動を伝えるだけなんですかね。少女の「やり遂げた!」という達成感は無視、でしょうか。それも愛がないような。
※屋久島への愛は?
屋久島 世界遺産の自然
[関連商品]
著書「五体不満足」で知られる乙武洋匡さんは、過去に24時間テレビのメインパーソナリティーの依頼を断ったことがあるそうです。
その理由は、「かわいそうな人たちが、こんなに頑張っている」と障害者を扱ってしまうことに違和感を覚えたとのこと。
「障害者だから」と特別な目でみている事自体が差別と感じるというのは、乙武さんだけが話していることではありません。そう思うと、わざわざ年に一度、「チャリティーです」といって多額な資金を投入し障害者を集めている日テレってなんなんでしょうね。
さらにそこに集まる出演者にはギャラを支払い、「愛は地球を救う」というキャッチフレーズとは合わない、優しさのない今回の屋久島登山。
来年はこんな話題がないことを希望します。
24時間テレビで
高額ギャラを要求する大物芸能人→ ranking
高額ギャラを要求する大物芸能人→ reading
高額ギャラを要求する大物芸能人→ reading
五体不満足 完全版
[関連商品]
【関連情報】
【24時間テレビ】瞬間最高は39.1%、番組終了時の募金額2.8億円 ちなみに制作費は約40億円
黒木瞳の24時間テレビ出演に批判集中!娘が青山学院中等部「いじめ事件」の主犯格なのにチャリティやってる場合か!
◆◆◆ 気になるニュース ◆◆◆
なんでも起源