漫画家芦原妃名子さんの死により、これまであるんだろうなとぼんやりと思われてきた「原作者」と「制作サイド」の軋轢が顕在化し、これまで「原作者」として名を連ねてきた方々の苦悩が明らかになっています。
そんな中、「海猿」原作者である佐藤秀峰氏が当時のトラブルを回顧。
それに対し主演の伊藤英明さんが反応したところ、佐藤氏が当時の伊藤さんの酷い対応を明かし話題になっています。
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佐藤秀峰氏が明かした「海猿」主演俳優の態度
佐藤氏はフジテレビとのトラブルを隠してきたわけではありません。
2012年の時点で、アポなしの訪問、契約書なしでの関連本の出版…などを明かし、続編の制作を拒絶しました。
それでも改めて驚かされたのが、原作者の許諾を得る前に企画を詰めて、「ここまで話が大きくなってるんだから」と有無を言わせずに実写化に進んだこと。
そしてあれだけの大ヒットだったのに、佐藤さんに支払われたのは200万円だけだったと。
ちなみに映画シリーズの興行収入は、第一作は約17憶円とまああれですけど、第二作は約71憶、第三作は約80憶、そして第四作は約73憶でした。
さらに、主演俳優の態度です。
[以下引用]
《一度、映画の撮影を見学に行きました。たくさんのスタッフが働いていました。プロデューサーが主演俳優を紹介すると言うので挨拶に行きました。撮影前だったらしく、その俳優はピリピリしていました。プロデューサーが話しかけると「原作者?しゃべんなきゃダメ!?」と吐き捨てました。嫌なヤツだと思いました》
[佐藤さんのnoteより]
主演は、伊藤英明さんです。
伊藤英明のアンサーと代表作「海猿」への思い、当時の性格
伊藤さんはこれに対し、
『海猿』は僕にとって一生の財産です。いまだにありがたいことに『海猿』が大好きでした、と声を掛けて下さる方、手紙を下さる方、インスタグラムにメッセージを下さる方が沢山いらっしゃいます。
約20年前、現場に出向いて下さり佐藤先生に頂いた原画を今も大切にしています。撮影に携わった全員で過ごした時間も作品も自分の宝物です。
と、当時プレゼントされた原画とメッセージを投稿しました。
正直なところ、伊藤さんの佐藤さんに対する当時の態度は最悪です。
撮影前でピリピリしてたにしても、「話さなきゃダメ?」はないでしょうと。
プロデューサーたちも、本気で原作者の佐藤さんに敬意を払っていたのなら、紹介のタイミングはちゃんと見るべきでした。
伊藤さんの今回の対応については厳しい見方もあります。
[以下引用]
「伊藤さんは記事を読んだとしたうえで、こういった裏話をしているわけですから、佐藤氏は”クソ映画”とか”嫌なヤツ”と言っているが、『実際は現場にやってきて絶賛するメッセージを添えて手書きの原画をプレゼントしていたクセ』に、と遠回しに嫌味を言っているように見えます。余計ドロドロした関係にも見えます」(テレビ局関係者)
[ゲンダイネット]
でもちょうど1年ほど前「ボクらの時代」に出演したときに、こんな話をしていました。
共演した松岡昌宏さんが若い頃の演技について「めちゃめちゃひどいなって思うのと、今こんなにピュアに芝居できてるかなって」と語ったとき、伊藤さんはこう返しています。
[以下引用]
それに対し、伊藤は「まだいいよ。俺、最近まで全然見られなくて。代表作って言われる『海猿』なんて全然見られなかった。恥ずかしくて」。海上保安官の主人公を演じ、2002年放送のドラマ、2004年公開の映画が大ヒットした「海猿」を最近まで見ることができなかったという。
しかし「子供ができて、そういうの見たがるんだよね」と自身の子供と同作を鑑賞する機会があったようで、「松岡が言ったように、俺、今こんなことできないわって思った。あの時、俺いいかげんにやってたようで、一生懸命やってたんだなって。手抜いてないはずなんだけど、ただ照れてたんだって。一生懸命やってるヤツをおちょくっちゃったりしてたんだよね…茶化しちゃってた。一生懸命頑張ってるやつに対して、俺もほんとはそうなりたいし、芝居好きなのに、“なんだよ難しいこと言いやがって、酒飲んで勢いでやりゃいいんだよ”みたいなところがあったんだよね、若い時は」と自身の子供と鑑賞したことで、気づきが多かったと明かした。
「なんでそこに気付いたんだろうね?」と松岡に聞かれ、「無条件に…子供が見て、怖い、面白い、すごいねえ、これはほんとなの?とか言ってくれたことに対して、難しいことじゃなく素直に出たものを素直にやればいいんだってわかって。あと、ほんとに自分しか見てなかった。作品のこと見てるつもりだったけど、周りの人とかカメラワークとか全然見てなかったんだよね」と視野が広がったと語った。
[スポニチアネックス]
最初に映画化された2004年当時、伊藤さんは29歳。
若いとは言えない年齢ですけど、まあ当時を思うと結構アレでしたからね。
あの有名なマジックマッシュルーム事件が2001年のことです。
若さだけじゃ説明できない部分はあります。
が、少なくとも、今回の返しはゲンダイネットにあるような、嫌味じゃないのでは。
伊藤さんが公開した佐藤さんにもらった原画が額縁に入っていたことからも、大事にしてたのでは。。
何を言っても過去は消せないので、ちゃんと態度で見せていかないといけないですが。
佐藤さんが続編を拒絶したとき、「海猿」ファンからは「死ね」「売ってもらったクセに思い上がるな!海猿はファンのものであってお前のものじゃない!」という声があったといいます。
原作者へのリスペクトは、観る側にも必要です。
◆STARTO社が成功しない
意外な理由→ geinou ranking geinou reading
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