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19日に東京ドームで開催された格闘技イベント「THE MATCH 2022」が、テレビ時代終了の歴史的転換点となるーそんな声が業界関係者の間で囁かれているといいます。
◆プレミア必至!!
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同試合はK-1の3階級王者・武尊選手とキックボクシング無敗の神童・那須川天心選手の世紀の一戦と大きな注目を集めていたのですが、直前になってフジテレビが撤退を表明。
しかし、実際に終わってみれば、フジが無料放送した場合とは比較にならないほどの莫大な収益を上げて大成功となりました。
[以下引用]
激戦から一夜明けた20日、イベント開催に奔走したRIZINの榊原信行CEOが都内で会見を行った。会場となった東京ドームには、満員御礼となる5万6000人以上が駆け付け、独占ネット配信したABEMAでは、約50万人がペイ・パー・ビュー(PPV)を購入した。
天心VS武尊をめぐっては、フジテレビが地上波の放送から急きょ降りるなどのドタバタ劇もあり、結果、地上波で放送されることはなかった。しかし、各メディアによると、榊原CEOは会見で「フジテレビさんが放送を辞退して、地上波がなくなったことで一気に時代が動きました。我々格闘技界の新しいビジネススキームが誕生したと言って過言ではないと思います」と言い切ったのだ。
「K-1の創始者で正道会館館長の石井和義氏が20日までに自身のツイッターを更新。イベントの収益について、《チケット売り上げ20億、ペイパービュー50万件25億 スポンサー5億》と明かした。単純計算でPPVの客単価は5000円。アメリカではかなり前からスポーツのビッグイベントをPPVで観戦するのは当たり前の感覚だが、ようやく、日本でもその感覚が根付いてきたようだ」(格闘技担当記者)
もともと、フジが撤退した理由は、一部週刊誌による榊原氏と反社会的勢力のつながりに関する報道だったが、どうやら、格闘技ファンはそんなことはまったく気にならなかった模様。
今月14日、RIZINがボクシング元5階級制覇王者フロイド・メイウェザーと総合格闘家の朝倉未来の対戦を発表した。9月に日本での開催を予定している。しかし、発売中の「週刊ポスト」によると、同誌がフジテレビの広報部に今後のRIZIN大会のオンエアについて聞くと、『放送の予定はございません』との回答。もはや、テレビ局が無料で放送するのは限界を迎えていたようだ。
[デイリーニュースオンライン]
PPVの売り上げが25億円って、凄いですね。
もしフジテレビが無料で試合を流していたら、AbemaTVで視聴しようという人はほとんどいなかったと思います。
そう考えると、今後はネット配信プラットフォームでの独占生中継が主流となるのは間違いないでしょう。
収益が莫大に増えれば、主役である選手に還元されるファイトマネーも、0が一つ、下手すると2つくらい変わってきますから・・
ちなみに、AbemaTVはサッカーW杯カタール2022の本大会放映権を獲得し、全64試合を無料生中継すると発表しています。
ですが、今後はサッカー日本代表試合などのビッグイベントは、有料のPPVで放送されることが主流となっていくのではないでしょうか?
PPVが一般的になれば、視聴者がドラマやバラエティ番組などを有料で観ることへの抵抗感もなくなっていくと思われます。
そうなると、制作側にとって最大のお客様は”CMスポンサー企業”ではなく”視聴者”となるわけで、番組作りが激変することは必至。
とにかく面白い番組を作らなければ収入がゼロになってしまうわけですからね。
今は芸能事務所やスポンサーに忖度しまくった、視聴者無視のつまらない番組が横行していますが、その状況が大きく変わっていくでしょう。
もちろん、これは無料の地上波テレビ時代の終焉を意味します。
かといって、完全に消滅するわけではないと思いますが、ラジオと同じように「無料のテレビ放送だからこそできること」だけに特化していくはず。
今後は芸能界も大きく変わっていくでしょうね。
◆「天心VS武尊」がテレビ時代終焉の転換点となった意味を・・
ホリエモンが解説[動画]→ geinou ranking geinou reading
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◆ボクシングの世界でも期待していますよ!
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◆ここまで読んで頂きありがとうございます◆
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