2015年も年末にさしかかり、紅白歌合戦の出場歌手が発表されました。
そこに並ぶ名前で誰が一番違和感あるか、というアンケートが今年も実施され、今年もダントツ1位が和田アキ子さんだったといいます。
→ ranking
[以下引用]
和田アキ子(39)351票(35.1%)
μ’s(初)164票(16.4%)
AAA(6)70票(7%)
坂本冬美(27)62票(6.2%)
いきものがかり(8)42票(4.2%)
※()内は出場回数
と、和田アキ子さんがダントツ! 昨年も40%近い得票でぶっちぎっていた和田さん、見事に二連覇を成し遂げました。また、今回初出場で大変話題となっているアニメ『ラブライブ!』のアイドルグループμ’sにも結構票が集まっておりました。
白組は
ゴールデンボンバー(4)106票(10.6%)
ゲスの極み乙女。(初)105票(10.5%)
近藤真彦(10)101票(10.1%)
Sexy Zone(3)86票(8.6%)
森進一(48)85票(8.5%)
と、上位陣はかなりの接戦の中、僅差でゴールデンボンバーが1位に。今年で4回目の出場となるゴールデンボンバー、2012年から3年連続で「女々しくて」を歌っておりますが今年はいかに。
[ガジェット通信]
これは1000人に対して行われたアンケートとのこと。
2014年に行われた同様のアンケートの結果はこちら。
驚愕!“紅白歌合戦に出演するのが疑問な歌手”アンケート結果がかなりストレート
昨年は2位とダブルスコアどころではなく、1000人中約400人が和田さんにNOをつきつけ、2位のHKT48は70票ほどでした。
そのHKT48は今年は落選してますが、和田さんは出場を勝ち取っています。
和田さんのアルバムが売れないのはもはや周知の事実なのに出場するのは疑問ですし、確かに若者世代からすれば坂本冬美さんや森進一さんが出演するのも疑問。
その辺りを答えてくれる記事がありました。
[以下引用]
「藤あや子は、芸能界のドンの寵愛を受けていますし、伍代夏子は芸能界の“裏ドン”と呼ばれる杉良太郎の妻。本当にニーズがあるのは、坂本冬美と石川さゆりくらいのものでしょう。今年は香西かおりが落選しましたが、これも相当紛糾したそうです。演歌勢で“必ず入れないといけない人”が多すぎるため、きゃりーやももクロの入る枠がなくなるのです」(同)
業界力学の働く“是非モノ”は、このほか「彼女が売れれば業界の重鎮が(金銭的に)潤う」(同)と言われる西野カナ、諸般の事情からエイベックスが猛プッシュするAAA、バーニングプロダクションが権利を掌握するけん玉演歌歌手・三山ひろしなどが挙げられる。
当落線上にいた森進一、細川たかし、和田アキ子は今年も首の皮一枚つながった。
「細川さんなんか、最後の最後で逆転出場になりましたからね。和田さんは紅組司会に同じホリプロの綾瀬はるかさんが起用されたことで、バーターが成立。ただ、本人サイドは『綾瀬のバーター』と言われるのを嫌っていますがね。禁句中の禁句です」(週刊誌デスク)
同様にE-girlsはEXILE、三代目J Soul Brothersのバーターとみられる。
[おたぽる]
紅白は年末に家族が集まった時に見るもので、若い世代だけが見るものではないと思えば、演歌チームを入れることに疑問はありません。
その他、世代もジャンルも関係なく上手な歌には感動しますから、そういう人が出演する分にはその年にヒット曲を出していようがいなかろうがあまり気になりません。
逆にAKB関係がわーっと出てきるのはなんだか疲れるばかりなんですが、じゃあAKB関係が出ないなら誰が今の旬だ?と思うと出るのもしょうがないかと思ったり。
ちなみに和田アキ子さんについては、昨年NHKは卒業を打診したものの、ホリプロの会長兼社長の堀義貴氏が音事協の会長を務めているというのに事務所の功労者である和田さんが紅白落選なんて格好が悪いと事務所がNHKにかけあった、というNHK関係者のコメントが昨年の週刊文春にありました。
ということで、和田さんは多くの人に「なんで出るの?」と思われながら事務所のメンツのために出場するという苦行を積んでいるところだと思えば、苛立ちよりも同情の気持ちが湧いてきます。
最後に紅組と比べると票が分かれている白組について。
今日発売の女性自身によると、黒柳徹子さんが司会を引き受けるにあたり出場を希望した2名の歌手のうちの一人が近藤真彦さんだったとのこと。
黒柳さんとメリーさん、そしてメリーさんと近藤さんの仲は有名ですからね。
黒柳徹子が総合司会に決定した裏にはジャニーズの派閥争いがあった
近藤真彦がジャニーズでゴリ押しされる衝撃の理由と戦々恐々のテレビ業界
結局紅白に出るのは人気や実力ではなく、どれだけ芸能界で力があるか、ということだということで。
あの手この手で得た紅白出場という権利ですが、こんなことが続いているとどんどん権威が損なわれ、観る人もいなくなるかも。
※黒柳さんが望んだもう一人の出場歌手
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