「ゴーイングマイホーム」(フジ系)の視聴率が、ついに4.5%まで下がりました。通常ドラマの視聴率が低い場合、叩かれるのは主演俳優ですが、今回常に名が挙がるのは主演の阿部寛さんではなく、山口智子さんの名前ばかりということに、そろそろ違和感が…
→ ranking
※妖精を探すお話です
クーナ (こどもプレス) [単行本] / 是枝裕和 (著); 大塚いちお (イラスト); イー…
[関連商品]
<以下引用>
「映画『テルマエ・ロマエ』がヒットした阿部寛と夫婦を演じ、今秋のドラマでは、木村拓哉の“月9”と並びフジの目玉でした。キムタクはなんとか2桁を確保していますが、対照的に山口のほうは初回13%を取った後、ずっと1桁台が続くという目を覆うような惨状になっています」(テレビ雑誌記者)
<週刊文春>
キムタクはなんとか2桁を確保って、ちょっと悪意ある表現ですね^^;
キムタクの『PRICELESS』は16.9%でスタートし、これまでのところ最低は第3話の15.2%、最高は第8話の20.1%、平均視聴率が17.55%と、今クールのドラマのなかでは米倉涼子さんの『ドクターX』に次ぐ2番めの成績です。
一方の山口さんが出演した『ゴーイングマイホーム』は、確かに初回の13.0%からは一桁続きで、最新話である第9話では4.5%とまたゴールデンタイムのドラマとしては厳しい数字を更新しています。
<以下引用>
「フジサイドとしても、フジのドラマ黄金時代を作った1人である山口になんとか女優としてもう一花咲かせてもらいたいという親心とともに、低迷の続くドラマを立て直したいという思惑もあった。トレンディドラマの名プロデューサーで今はフジの常務として編成を牛耳っている大多亮氏も非常に期待していたそうです」(芸能関係者)
期待感を示すように共演者には西田敏行、宮崎あおいと主演クラスが顔をそろえ、監督もカンヌ国際映画祭で賞を獲得した実力者、是枝裕和氏と豪華スタッフだった。
「ただ中身は、山口がお母さん役をやっているだけのホームドラマ。松嶋菜々子が完全復活した“家政婦のミタ”のような意外性もない。そもそもドラマの“固定客”である若い女性はもう山口の全盛期を知らない世代になっているのです」(放送関係者)
あまりの惨敗ぶりに、山口の今後も心配されている。
「山口の“普通っぽさ”はトレンディドラマにはハマりましたが、その雰囲気は今のドラマにはあまり合ってないことが見えてしまった。数字が取れないと他局も山口を使うのは躊躇するだろうし、女優として厳しい局面を迎えています」(同前)
かつて“連ドラクイーン”と呼ばれた輝きが、戻ることはあるのだろうか。
<週刊文春>
キムタクと山口さんが共演した『ロングバケーション』は、確かに話題作でしたし、山口さんはずっと女性が憧れる女性という立ち位置にいましたから、その復帰にフジが期待するのもわからないでもありません。
※平均視聴率29.6%でした
ロングバケーション DVD-BOX DVD
[関連商品]
ただ、どうしてここまで山口さんの力不足を叩くんでしょうね?
主演は阿部寛さんであり、制作しているのはフジテレビ(細かく言えば関西テレビとテレビマンユニオンの共同制作)なんですけどね。
結局、事前に言われていたように、このドラマは山口さんの復活ありきですべてを揃えたから、ということなんでしょうか。
ドラマが始まる前も誰が主演なのかわからないくらい、山口さんの復帰作であることが前面に押されていましたしね。山口さんが復帰作として選んだ作品の選択眼のなさが責められているんでしょうか。
そうは言っても、その山口さんをいかしきれなかったのは、やっぱり制作側だと思うのですが。
松嶋菜々子さんが『家政婦のミタ』で復活したのは、これまでのイメージを覆す無愛想な家政婦というキャラを含め、脚本の力が大きかったというのは当時からの評価です。
あの三田灯という役を松嶋さん以外が演じたとしても高視聴率になったと思いますが、やはり最初の掴みで「松嶋菜々子が家政婦!」というキャスティングが結構効いたのでは。
家政婦のミタ DVD-BOX 【DVD】
[関連商品]
今回の山口さんは、「あのトレンディ女優・山口智子がフツウのお母さん役!」というのを掴みにしたかったんですかねえ。
ちなみに『ゴーイングマイホーム』は視聴率的には低いですが、作品の評価自体はそう悪くはないようです。
結局は、フジテレビの「嫌なら見るな」的ないろいろな意味でのセンスの無さなんですかね。
『HEY!HEY!HEY!』の後継番組がヤバイ!→ ranking
『HEY!HEY!HEY!』の後継番組がヤバイ!→ reading
『HEY!HEY!HEY!』の後継番組がヤバイ!→ ranking
『HEY!HEY!HEY!』の後継番組がヤバイ!→ reading
<関連ニュース>