このところ業界で中身のないこと、いい加減な仕事を「お前“EXILE”か」と突っ込むことが流行っているんだとか。
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“EXILE””LDH”がいい加減な仕事の代名詞となった大きなきっかけは、今年10月にLDHが発表した世界進出計画だったとか。
発表内容は、LDHが2017年に「LDHWORLD」を設立し世界進出、HIROさんはLDHの社長を退任しこの事業に専念するというものでしたが、発表文書にあった「ディズニーやユニバーサルのような世界中の人が楽しめるエンターテインメントを生み出せる会社」を目指すという一文がダメな意味で注目されたそうです。
[以下引用]
このLDHの考え方を業界関係者はどう見ているのか。
「会社を今より大きくしたいと願うのは経営として当然なので、この考え方自体は否定しません。しかし、今回の発表を見ていると、単に自分たちの夢を表明しただけで、具体的に何を世界に発信できるのかなどプランは皆無です。こうした発表は、せめて海外公演が決定したようなタイミングで行うのが通常ですから、こんな中身のない発表は笑うしかありませんよ」(テレビ局関係者)
このようにビジネスを大きくしたいと考えること自体には同意できても、具体性のなさに呆れているようだ。ほかにも同じような声が聞けた。
「今までも事あるごとにEXILEメンバーたちは抽象的な言葉で目標を語るなど、中身がない言動で知られていました。今回もそのひとつのように思えます。ただ、今回はメンバーが語るレベルとは異なり、会社としての公式発表ですから、会社の資質と品位を疑いたくなりますよ」(映画業界関係者)
確かにその通りだが、テレビ業界では今回の件を受けて、こんな言葉が流行りつつあるという。
「会議などで具体性のあるヴィジョンが打ち出せない中、大風呂敷を広げたときに、『お前はLDHか!』とか『EXILEか!』などと突っ込まれるんです。たとえば『とにかく視聴率を取りましょう』などとアバウトな発言をすると『具体案を出せ』といわれたあとに、このフレーズでツッコミが入るんです」(テレビ番組放送作家)
[トカナ]
もはや完全にネタですね。
「ディズニーやユニバーサルのような」というのは、なんというか、壮大さよりは微笑ましさを感じるというか、あの黒っぽい感じとは合わなくてちょっと笑っちゃいました。
それでもそこまで大きなものを目指しているんだというイメージはできましたが、確かになにも具体的なものはありませんでした。
トカナによると、こんな半端な発表をしたのは東京五輪を見据えて、開会式や閉会式に関わることはムリだとしても、何らかの形で食い込むには世界進出しておいたほうが得策だと考えたのでは、というテレビ局関係者のコメントがありました。
海外進出の計画自体はそうなんでしょうが、あれをあのタイミングで発表したのは、その直後に週刊文春に報じられた三代目JSBのレコ大買収疑惑報道の目眩ましのため、じゃないですかね。
週刊誌に掲載される内容は数日前に所属事務所に確認が取られるということですから、それでLDHがマズイ!となり、なんとかスキャンダル潰しをと考えたところ、本当は詳細をもうちょっと詰めてから発表するつもりだった世界進出を発表しちゃえ、ついでに女性セブンにはHIROさん一家仲良し写真を載せてもらおう、みたいな。
まあでももともと「今までも事あるごとにEXILEメンバーたちは抽象的な言葉で目標を語るなど、中身がない言動で知られていました」ということなので、遅かれ早かれ「お前“EXILE”か」という言葉は流行ったかもしれませんが。
「とりあえず大きな目標を立てて、できなければ気合いが足りなかったとなってしまう」というのは以前から言われていましたが、具体策を出さずに目標だけ大きいとか、ホント面倒でしょうね。
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