3月27日の「報道ステーション」で突如起こった元官僚の古賀茂明さんによる電波ジャック。古賀さんが自身の降板を巡り古舘伊知郎さんと異例の口論となり話題でしたが、その際、古賀さんが録音したと発言したテープの内容を週刊文春が報じています。
その内容が事実なら、古舘伊知郎さんはキャスターを辞任することになるもので…
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古賀さんの電波ジャックの内容はこちら。
[以下引用]
〈テレビ朝日の早河（洋）会長あるいは古舘プロジェクトの佐藤（孝）会長のご意向で今日が最後ということなんです〉
〈菅（義偉）官房長官をはじめ、官邸の皆さんには物凄いバッシングを受けてきました〉
発言が尋常でないことを察知した古舘氏は、語気を強めてこれを遮った。
〈ちょっと待って下さい! 古賀さん。今のお話は、私としては承服できません〉
古賀氏はすぐに反論する。
〈いや、でも古舘さん言われましたよね。私がこういう風になるということについて『自分は何もできなかった。本当に申し訳ない』と〉
古舘氏は引き攣った笑みを浮かべて必死に抗弁する。
〈古賀さんの思うような意向に沿って（番組の）流れが出来ていないのであるとしたら大変申し訳ないと私は思っている、今でも……〉
次の瞬間、古賀氏は古舘氏を眼光鋭く睨みつけ、こう恫喝した。
〈私、全部（古舘とのやり取りを）録音させていただきましたので、そういう風に言われるのであれば、全部出させていただきます〉
[週刊文春]
この様子は放送直後から「放送事故」「古賀ジャック」と話題になりました。
『報道ステーション』が放送事故！古舘伊知郎と古賀茂明氏のバトルが「古賀ジャック」と話題に
この放送で古賀さんに名指しで批判された菅官房長官は30日にの記者会見で「事実に反するコメントだ。公共の電波を使った行為であり、極めて不適切。（政治的に公平、事実をねじ曲げない、などを定めた）放送法があるので、テレビ局がどう対応されるかを見守りたい」と痛烈批判しつつ、暗にプレッシャーをかけていましたし、古舘さんも番組で謝罪するなどの騒ぎがありました。
週刊文春には古賀さんの性格が“あらゆることに被害妄想”するタイプであり計算高いということで、電波ジャックにはウラの目的があるはず、例えばロンドンブーツ1号2号の田村淳さんと組んで反原発の党を立ち上げるという噂もある、といったことも書かれていましたが、報ステ内部ではさらに深刻な事態が起こりつつあるそうです。
[以下引用]
「古舘さんの発言を隠し録りした二本のテープが上杉隆氏の手に渡っているとの情報が駆け巡り、局内は戦々恐々です。一本目は、二月二十五日の放送に関して。その日、『福島で新たな汚染水漏れ』と報じているフランス紙『ルモンド』の記事を紹介する際に、誤って違う日の記事を映してしまったのですが、放送後に古舘氏が担当者に『俺はヤクザと一緒だ。身体張ってやってんだ! お前らサラリーマンとは違うんだ』と怒鳴った時のもの。二本目はさらに深刻で、別の日に、古舘さんが個室に川内原発のVTRを作ったスタッフでMの腹心であるHを呼び出して『俺のバックには、組が付いている』と暴力団の実名を挙げて恫喝したものだと囁かれています。もしこんなものが本当に流出したら、キャスター生命はおしまいです」（さらに別の報ステ関係者）
[週刊文春]
古賀さんが「私、全部（古舘とのやり取りを）録音させていただきました」と言っていたはずなのに、古賀さんとの会話ではなさそうですね。
これは別の誰かが隠し録りしたのでしょうか。古舘さんの周りにはそんなに隠し録りが蔓延しているんですね…
ただ、テープ自体は本当にあって、内容もそれなりにまずそうです。
[以下引用]
テープの存在が事実なら、一体誰が何の目的で録音し、上杉氏に渡したのか。H氏に電話をかけると、「誰に聞いたんですか?」と絶句した。一方、上杉氏はこう答えた。
「ごめんなさい。その問題は別の媒体で書いているので、話すことはできない」
古舘プロジェクトは「そのような発言は一切しておりません」と回答した。
[週刊文春]
もともと古舘さんの事務所会長はコワモテとして知られており、黒い交際も囁かれているんだとか。
そのため古舘さんもつい気が大きくなっての発言では、という話もありますが、暴力団排除条例を持ち出す以前に、やっぱり報道ステーションのキャスターがこういう発言はマズいですよね。特に二つめ。
上杉さんの書いているというこの問題の詳細が気になります。
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