木村拓哉、大誤算！視聴率獲得のために万全の体制で臨みたい『HERO』続編なのに…

このところ主演するドラマでスカッとしたヒットを飛ばしていない木村拓哉さんが、視聴率男奪還に必死だといいます。

そのあらわれが7月クールの月9で放送される『HERO』続編であり、放送するフジテレビも莫大な制作費を投入しバックアップ体制は万全だといいますが、思い通りにいかなかったのがキャスティングだったようで、阿部寛さんや大塚寧々さんら前作の主要キャストに出演を断られてしまったんだとか。

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木村拓哉さんといえば、「ドラマの続編オファーは受けない」という原則があるそうですが、そんなキムタクがOKを出したのは、このところの主演ドラマの不調が原因だと言われています。

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不調なのはフジテレビも同様で、キムタクにはなみなみならぬ期待をかけているんだとか。

[以下引用]

「キムタクのギャラは1話300万円以上といわれています。全部含めた制作費は7000万円以上は確実。並のドラマの倍ですよ。局内からは『今のキムタクにそこまで出す価値はあるのか』という声も出ましたが、それを押し切り、心中するつもりのようです」(同局関係者)

莫大な制作費は視聴率で取り返さなければならない。関係者によると、採算分岐点は「どんなに低く見積もっても平均視聴率16%台。最終回は20%台後半はいかないとマズイ」。だが、早速キャストをめぐり誤算が生じた。木村サイドは「2001年当時の共演者を再び集めてほしい」と要望したのだが、阿部や大塚、また勝村政信(50)らに断られてしまったというのだ。

「皆さん、スケジュールの都合と言ってますが、特に阿部さんは役者としてのプライドもあると思いますよ。今や彼はピンで主演を張れる俳優。『HERO』のおかげでブレークした感謝の気持ちもあるけど、いまさら脇役に徹することは、事務所的にうまみがないと判断したのでしょう」とはドラマ関係者。

前作でヒロイン役だった松たか子(36)も、今作では「出るか出ないかのレベル」(同)で、その穴は北川景子(27)が埋めることになった。

「かつてのキムタクなら、全員集まってもいいはずなのですが…。ヒットしてもキムタクひとりの手柄になるし、コケれば自分にも傷がつく。悩むのは当然ですよ」(同)

いきなり出はなをくじかれ、先行きに一抹の不安もよぎるが…。芸能プロ関係者が明かす。

「台本にあれこれ注文をつけることで知られる木村さんですが、最近は現場を楽しむことを最優先に考えている。実はこのドラマは本来、4月に放送予定だったんですが、ある役者のスケジュールが合わないということで、ジャニーズ側が7月に先延ばししたんです。要は天下のキムタクが譲歩したということ。オレ様ではなく、現場の空気づくりを最優先に考えているようですね」

[東スポ]