また炎上商法！AKB48島崎遥香のCMがセキュリティ上おかしいのは狙いのうち

2013年4月6日から放送されている、AKB48島崎遥香さん出演のCMに批判が殺到し炎上しています。

問題となっているCMは、アサヒ飲料の缶コーヒー「ワンダモーニングショット」の「ICカード編」。

遅刻になりそうで焦っている島崎さんが他人のICカードでゲートを通過するという内容ですが、これは「セキュリティー上問題があるのでは？」「現実的にありえない」という指摘を受けています。

これに対し、お得意の炎上商法という声も…

※紙パック版がありました

[関連商品]

＜以下引用＞

このCMは、OLに扮した島崎さんが、駆け足で会社の入館ゲートに向かい、ICカードが入ったかばんごとゲートにかざす。しかしICカードが反応せず、かばんから財布を取り出して再びかざすも、やはり反応しない。「もう何で～！？」「もう～！」とうんざりしながら何度も財布をかざしていると、後ろから先輩の男性社員がICカードをかざし、ゲートが開く。島崎さんは笑顔でゲートを通過し、先輩OL役のAKB48・篠田麻里子さんが「走れ！シマジャキ！」と声をかける。島崎さんは「ありがとうございました！」と言いながら走り抜けて行く、という内容だ。

※財布じゃなくて、スマホと一緒にしちゃう方法も。

icカードケース iphone5

[関連商品]

一見「おっちょこちょいなOLがイケメンの先輩に助けられるほのぼのCM」のように感じられるが、インターネット上では疑問の声が上がった。「他人のカードで、会社のゲートくぐったらセキュリティ上の事故だろうと」「これで入ったらセキュリティの意味なくね？」「警備員は何やってんだｗ」など、「他人のICカードで入館したら問題では」という指摘が書き込まれている。会社によっては、ICカードのチェックで社員の出社や退社時間などの勤務情報を管理しているところもあるため、「あれダメです。入退室管理がなされていて、個人情報保護の一環でもあります」という指摘もあった。

＜J-CASTニュース＞

一応、画面左下に小さく「CM上の演出です。」というテロップは入っていますが、それで済むならどんな設定もできてしまうわけで。

一方で、社会人経験者に違和感を与えるこういうCMの作りは、やっぱりAKB得意の炎上商法では、という指摘も。

＜以下引用＞

「画面左下に小さく『CM上の演出です』と一応、表示してはいるので、問題になるかもしれないという認識は、制作側にもあったはずです。なんといっても広告なので、クライアントのことを慮って少しでもクレームや批判につながりそうなリスクを避けるのが一般的です。そう考えると、これは秋元（康）さん十八番の“炎上マーケティング”の手法じゃないでしょうか。何しろ、今回のCMに対する反応はNAVERまとめやTogetterにもまとめられたりしているわけですから、クライアントのアサヒ飲料にとっては大変な広告効果ですよ」（広告代理店関係者）

＜サイゾー＞

まあ確かに、島崎さんが冷静にお財布からICカードを出して出勤、ではこんなに話題にならなかったでしょうしね。せっかく高い広告費を払ってCMを作って流す意味がないといえばないです。

ネットには「こんなCMに何いってんだ」「フィクションと区別しろ」というコメントもありますが、そうやってみんながスルーしてしまっては、ある意味あちらも困るんでしょうね。

何か引っかかりを作ろうという狙いもわからないでもないですが、こういうセキュリティとか道義的なものに違和感を作って炎上することを良しとするのでは、商品名の浸透とともに企業イメージのダウンにもつながるような。

それでも印象に残らないよりはマシ、ということでしょうか。

アサヒ飲料にも直接意見や苦情が寄せられているようで、「CMの演出上の表現と考えているが、不快な思いをさせてしまい申し訳ない」とコメントしていますが、CMは当初の予定通り4月19日まで放送するとのこと。

予定通り流すということは、苦情を元々覚悟していたのか、それとも言うほど苦情が届いていないのか。

いずれにしろ、ネット上には「こんなCMを流すワンダは買わない」とまで言っている人もいることは確かです。

「クラスで10番目に可愛い」がコンセプトのAKB