1999年から20年以上に渡りフジテレビの朝の顔として放送されてきた「とくダネ!」が、来年3月を以って終了ることになると報じられた件について、後継番組の司会者としてメイプル超合金のカズレーザーさんが急浮上しています。

 

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 村上信五から断られてしまったフジテレビ

 

これまでの報道によると、司会を務める小倉智昭さんは東京五輪への思い入れが非常に強く、当初は2020年のオリンピック終了とともに番組も終わる流れで調整が進められていたといいます。

 

しかし、新型コロナウイルスの影響で五輪は延期となり、現時点では来年の開催も絶望的とみられています。

 

さらに、自粛ムードの広がりによってテレビ各局の広告収入は激減し、番組制作費や編成の大幅な見直しに迫られている状況。

 

フジテレビでは、すでに安藤優子さんが司会を務める昼の情報番組「直撃LIVE グッディ」の打ち切りが決まっていますが、小倉さんも「フジテレビがそこまで苦しんでいるのなら…」と、東京五輪開催を待たずに勇退することに合意したとのこと。

 

[以下引用]

7月30日の東京スポーツでは、小倉の次の“フジテレビの朝の顔”として関ジャニ∞の村上信五が候補として浮上してきていると伝えている。

 

「村上は以前からMCとして多くの番組を取り仕切っていますし、3年連続で『FNS27時間テレビ』のMCを務めるなど、フジテレビへの貢献度も抜群。村上はフジテレビ系『東京2020オリンピック』のMCに就任することが決まっていました。来年の五輪開催もまだ見通しは立っていませんが、フジテレビとしても五輪開催に先駆けて、村上に“局の顔”になってもらいたいという思いはあるでしょうね」(フジテレビ関係者)

 

実際、フジテレビは村上に“小倉の後釜”としてオファーしたものの、断られてしまったという。

 

平日朝に毎日番組に出演するとなったら、関ジャニの全国ツアーは難しいでしょうし、他の番組との兼ね合いもある。また、広告収入が激減して、フジテレビの財政事情は火の車。もしかしたら、ギャラの面でも厳しいとなったのではないでしょうか」(制作会社関係者)

 

そのため、フジテレビは急ピッチで新MCを探しているようだが、そんな中、驚きの人物が小倉の“後継候補”として浮上しているという。

 

「メイプル超合金のカズレーザーですよ。彼は2019年10月から火曜レギュラーとして『とくダネ!』に出演していますし、『とくダネ!』以外でも非常にバランス感覚に優れたコメントをしていて、“言うことに説得力がある”と大評判ですからね」(民放キー局プロデューサー)

[日刊大衆]

 

なるほど、カズレーザーさんですか…

 

村上信五さんも喋りやトークの仕切りには定評がありますが、それはあくまでもバラエティ番組でのことであって、朝の顔としてふさわしいかどうかは微妙なところ。

 

一方、カズレーザーさんのコメントは視聴者から賛同を得ることが多く、博識な点や好感度の面から言っても適任かもしれません。

 

 

カズレーザーが適任であるこれだけの理由 

 

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[以下引用]

7月21日の『とくダネ!』では、7月18日に亡くなった俳優の三浦春馬さんについて取り上げた。山崎夕貴アナから三浦さんの人柄について話を振られたカズレーザーは、「そうですね。人柄はきっとお優しい方と言いますか……」と少し口ごもった様子で切り出した。

 

そして、「僕はほとんど生前接点なかったので、僕みたいな者がここで推測でお人柄、内面を言うのは、ご本人にもファンにも、あとやっぱり本当に心が通じ合っていた人たちに失礼になるので、あんまりしゃべるべきじゃないと思うんですけど」と、コメントすることへの前置きをした。

 

続けて、「ただ分かるのは、本当に多くの人に愛されていたっていう事実だと思いますね」と、三浦さんご本人をはじめ、遺族や友人をも気遣うようなコメントを述べたのだ。

 

故人について、憶測や推測で語るべきではないというカズレーザーのコメントに対して「カズレーザー、本当に正論を言ってくれたと思うよ」「憶測しか言えない人ばっかりだから、あんな風に言える人は素晴らしい」といった賞賛の声が多数上がった。

 

実体験や特段の根拠もなくえらそうに言ったり、どこかで聞いたことがあるような調子のいい発言をするコメンテーターが多い中、自分の意見をしっかりと言うカズの姿勢に共感する視聴者は少なくありません。また、情報番組でもそうですが、彼はクイズ番組でも大活躍していて、頭の回転も速いですし、読書家の一面も併せ持っています」(民放キー局プロデューサー)

[日刊大衆]

 

カズレーザーさんの人柄が伺えるシーンでしたが、こういう対応は普通の日本人、社会人なら当たり前のことだと思いますけど…

 

そういった当然のことが出来る人がテレビ業界には「いない」というのが残念な部分ですが、とにかくカズレーザーさんが”まともな人”であることは確か。

 

現在、「とくダネ!」と同時間帯の世帯視聴率(民放)では、テレビ朝日の「羽鳥慎一モーニングショー」がトップで、日本テレビの「スッキリ』がそれに続き、同番組は3位が定位置。

 

しかも、フジテレビが最重要視する13~49歳までの視聴率ではさらに惨敗しているそうで、その原因として高齢の小倉さんが若い世代から支持を得られていないことも指摘されています。

 

そう考えると、現在36歳のカズレーザーさんを司会にするのは、戦略的にも正しいかと。

 

ライバルである「モーニングショー」の羽鳥慎一さんは49歳、「スッキリ」の加藤浩次さんは51歳、「グッとラック!」の立川志らくさんは56歳ですから、若返りというイメージを強く打ち出すことができます。

 

しかも、バイセクシャルという性的マイノリティーを公言していることも、現在の社会状況では”強み”になるのではないでしょうか?

 

73歳ですが、なにか?

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カズレーザーさんの潜在能力の高さと視聴者からの支持率の高さを考えれば、起用できれば成功する可能性はかなり高いと思いますが、彼が司会を引き受けるかどうかは微妙。

 

帯番組MCは世間に対する影響力がとても強い立場だけに、”テレビ局”としての立場を考慮した発言を求められるのは必至。

 

特に政治的な問題については、基本的に”アチラ寄り”なスタンスを取るのが日本のマスコミの特徴ですが、真っ当な正論が武器であるカズレーザーさんのスタイルとは合わないような気がします。

 

かといって、カズレーザーさんがテレビ局上層部の意見を忖度して武器を封印し、歯切れの悪い発言に終止するようなことになれば、芸人生命の危機に陥ることは明らか。

 

聡明な彼のことですから、長期的に見て「プラスにならない」と判断すれば、どれだけ芸能人にとって帯番組MCがオイシイ仕事であっても、断る可能性はあるでしょう。

 

ということで、果たしてフジテレビのウルトラCは実現するのか、注目です。

 

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