ジャニーズ事務所のジャニー喜多川さんが後継者に滝沢秀明さんが指名されたと週刊文春が報じていますが、そのウラにはかなり深刻な様相があるようです。

 

 

 

 

派閥を作っていたジュリー

 

[以下引用]

元所属タレントが言う。


「舞台とショーが中心のジャニーさんと、テレビと映画がメインのジュリーさんは考え方も仕事のやり方もまるで違う。ジャニーさんはジュニアの少年たちを先輩のバックで踊らせて勉強させるのが基本方針ですが、観客に完璧なショーを見せたいジュリーさんはプロのダンサーにバックを頼むこともあった。タレントの育成に関して、ジャニーさんが認めていたのは、むしろ退社したSMAPの元マネジャーの飯島三智氏でした

 

TOKIOの初代マネジャーのジュリー氏は、V6や嵐も育てたと言われるが、いずれもメンバーを発掘したのはジャニー氏だ。ジュリー氏のマネージメント手法に不満を抱く所属タレントも少なくない。

[週刊文春]

 

週刊文春には現役タレントの「せっかくジャニーさんに育ててもらっても、デビュー後、ジュリーさんの管轄になると事務所に飼い慣らされるという感覚になる。ジュリーさんのやり方は前時代的で体育会系。ジュニアが東京ドームでコンサートを行う企画が持ち上がったとき、先輩のV6より先にドームでやるのはけしからんという理由で中止させられたこともあった」というコメントも。

 

ジャニーズ全体のことを考えたら、ジュニアのドームだって重要だと思いますけどね。

 

考え方が違うのは結局の所他人ですから仕方ないところではあります。

 

舞台がいい、テレビや映画がいい、その価値観はそれぞれですからどちらが正しいというのも正直ないと思います。それぞれが得意な分野で頑張ればいいだけで。

 

ただそもそも魅力のあるタレントを発掘しなければその後はないですから、ジャニー氏に対するリスペクトはあってしかるべきだと思うのですが、ジュリーさんにはどうもそれがないよう。

 

[以下引用]

「七月中旬に放送された『櫻井・有吉THE夜会』(TBS系)でタッキーと櫻井翔が、和解のキスをして話題になりました。しかし、これまで両者の共演がなかったのは嵐を担当するジュリー氏がテレビのキャスティングに強く、ジャニー派のタッキーが、ほとんど露出できなかったのが最大の要因です。ヒット曲の少ないTOKIOが二十四回連続でNHK紅白に出場できたのもジュリー氏の後押しがあったから。一方で、ジャニー氏に近いKinKi Kidsはデビューから二十年間紅白に出ることができなかったのです」(キャスティング関係者)

[週刊文春]

 

ジャニー派の滝沢さんやKinKi Kidsでこうだったなら、飯島さんのSMAPやキスマイはどうだったのか推して知るべし、です。

 

派閥なんてない、派閥を作るならSMAPを連れて出て行きなさいと週刊文春の記者の目の前で飯島さんに言ったのはジュリーさんの母メリー喜多川さんですが、ジュリーさんはそれを聞いてどう思ったんでしょうね。まあメリーさん自身、SMAPは踊れないから「ウチの子」とは共演できないとも言っていましたし、ジュリーさんの味方だと宣言してましたから、大して何も感じなかったかも。

 →週刊文春メリー喜多川インタビュー詳細

 

 

 

守れないジュリー

 

[以下引用]
「ジャニー、メリーの2トップに加え、飯島氏もいた頃は、絶妙なバランスが保たれ事務所がまとまっていた。しかし、権力がジュリーさんに一本化されてからは、彼女以外に判断を下せるスタッフが皆無。ジュリーさんは四百名近い大所帯をたった一人で管理しているのが現状です」(現役タレント)

 

以前では考えられなかったトラブルやスキャンダルが頻出している。


「今年四月、関ジャニ∞の渋谷すばるがグループ脱退を発表。翌五月にはTOKIOの山口達也が女子高生へのわいせつ事件で書類送検となり退所。さらに六月には未成年飲酒問題でNEWSの小山慶一郎が謹慎となりました。いずれの不祥事でも対応が後手後手に回り、ジュリー氏は誰一人守ることができなかったのです」(スポーツ紙デスク)

[週刊文春]

 

あまりの人数の多さに全体像が把握しきれないジャニーズ事務所ですが、現在デビュー組は約90名、Jr.は約300名の合計約400名が在籍しているとのこと。

 

それを一人ですべて判断し管理というのはただでさえ難しいと思いますが、もともとがお嬢さんとして育っていて高圧的な上からの指示はできても謝罪とか尻ぬぐい的なことができないとか言われているジュリーさんにはより一層難しいことだったかも。

 

本当に「ジャニーズ大丈夫?」と思ったのは、山口さんの事件のときの対応です。

 

まずは1つ目の謝罪FAXが「お酒を飲んで、被害者の方のお気持ちを考えずにキスをしてしまいましたことを本当に申し訳なく思っております。被害者の方には誠心誠意謝罪し、和解させていただきました。」以上だったときには本当に驚きました。

 →山口達也事件を謝罪するジャニーズ事務所公式FAXが幼稚過ぎる

 

また、たった一人で会見した山口達也さんやTOKIOメンバーだけの会見も、これだけの事件でなぜ事務所幹部が同席しないのかと、泥酔スキャンダルを起こした草なぎ剛さんの謝罪会見のとき隣に座って一緒に謝った飯島さんとの違いが指摘されたこともありました。

 

過去、Jr.の未成年飲酒や喫煙のみならず中絶問題など報じられたこともありましたが、そりゃ300人もいれば教育もままならないでしょうし、デビュー後も圧力でスキャンダルを潰してもらってきたタレントたちの中には、山口達也さんのような事件を起こしてもムリはなく、これからもこういったことが続くなら、対応の不味さはどんどんジャニーズを追い込むでしょうね。

 

そんなガタガタ状態の事務所を建て直すべく、マネージメント業務に乗り出したのが滝沢さんで、現在テレビ局にJr.の売り込みをしたり、積極的に後輩と会う機会を作り話を聞いたりしているんだとか。

 

社長という役職はおそらくジュリーさんが継ぐのでしょうが、人望的にもマネジメント的にも滝沢さんのほうが上回っていくのは時間の問題かもしれませんね。

 

メリーさんは、文春のインタビューでタレントの次に家族が大事、社員はその次だと話していました。だから、いくら飯島さんが仕事ができてもジュリーさんが大事、次期社長はジュリーさんしかいないと明言していました。

 

滝沢さんがマネジメント側に回ればタレントよりも社員になるでしょう。となれば、メリーさん的には家族よりも後回しにされる存在になります。

 

滝沢さんがそのうち第二の飯島さんとなり、同じことが繰り返されるのかもしれません。

 

※とても興味深かったです

 

 

 

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