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8月1日発売の「週刊文春」がマツコ・デラックスさんによる元SMAP3人への圧力について報じたことが話題になっていますが、実は同誌ではジャニーズによる圧力の実態についても実例を挙げて詳しく報じています。

 

それによると、もはやそれは”イジメ”とも取れるもので、公正取引委員会が”注意処分”にとどめたことが甘すぎると感じるほど壮絶なもののようです。

 

 

 

 

[以下引用]
ジャニーズによる元SMAP“イジメ”の対象はテレビ局だけではなかった。
 
「今年八月から公演が予定されている稲垣の舞台から、長年、彼の主演舞台で企画と製作を担当してきたパルコが外れました。稲垣サイドには同社の担当者から『今後一緒にやることが難しくなった』という連絡があったそうです。その理由は、ジャニーズ事務所からパルコに対し、ジャニーズタレントの舞台名をちらつかせ、『うちとカレンのどちらを取るのか、はっきりしてください』と通告されたことだといいます」(舞台関係者
 
一二年から昨年にかけて、パルコは複数回に渡って稲垣の主演舞台「恋と音楽」シリーズの企画と製作を請け負ってきた。ところが、一八年八月に稲垣が独立後初となる舞台「FREE TIME,SHOW TIME」を上演したところ、ジャニーズ事務所の幹部B氏が、パルコの担当者に「これ(稲垣の舞台)を続けるなら、うちは全部外します」と告げたという。
 
ジャニーズの舞台やイベントを数多く手がけるパルコは、稲垣の舞台から手を引くこととなった。
 
「B氏はジャニーズの関連会社で、舞台などの企画、運営を行なう『東京・新・グローブ座』の取締役です。藤島ジュリー景子副社長の覚えもめでたく、今年五月に同社の社長に就任したばかり。取り引き先に無理難題を告げる際にはB氏は必ず『ジュリーさんの考えではありませんが』と付け加える。その一言がかえって相手を萎縮させるのです」(同前)
 
稲垣は長年仕事を共にしたプロデューサーが離れることにショックを受け、舞台の企画自体が潰れかけたこともあったという。
 
「それでも、昨年まで音楽を担当していた作曲家が亡くなったことを受け、自分たちで何としても追悼公演をやろうと立ち上がったといいます」(同前)
[週刊文春]

 
 
トカナというネットメディアには、「たとえば編成権を持っている編成部長や編成局長などがジャニーズのチーフマネージャーなどとどこかでバッタリ会ったときに『香取さんの番組は春以降も継続ですか?』などと聞かれるんです。素直に『続くと思います』などと答えると、『そうですか…なるほど…』という返事がくるんです。ただの質問と答えのような会話ですが、この言葉の間が怖いんです」というテレビ局プロデューサーのコメントもありました。
 
元SMAP3人はテレビの世界から追放されたものの、舞台の世界では順風満帆な活動を続けていると思っていましたが…
 
裏ではここまで酷いことになっているとは、驚きました。
 
「新しい地図」の所属事務所であるカレンは、この件について次のようにコメントしています。
 
「経緯はしかとは判りませんが、稲垣吾郎主演の舞台『FREE TIME,SHOW TIME』の令和元年八月公演の企画・制作について、株式会社パルコ担当者より辞退させて頂きたい旨のお話をいただいたことは事実であります」
 
一方、パルコは「企画の経緯につきましてはお答えしておりません」、ジャニーズ事務所は「弊社従業員がご指摘のような行為を行なった事実は一切ございません」と回答したといいますが…
 
ここまであからさまな圧力を掛けている以上、調査をしっかり行えば確たる証拠が出てくるのは時間の問題でしょう。
 
公取委の調査は、テレビだけではなく舞台を含めたすべての芸能活動が対象になりますし、排除効果・妨害効果が大きかったという有力な証拠があれば、行政指導でも一段大きい警告に至る可能性もあります。
 
※それでも、しっかり頑張ってます。 

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さて、ジャニーズによる元SMAP排除の動きはこれだけではありません。
 
6月28日に公開された香取慎吾さん主演映画「凪待ち」も、民放キー局では番宣が全く出来なかったといいます。
 

[以下引用]

「メガホンを取ったのは2017年に『彼女がその名を知らない鳥たち』、翌年には『孤狼の血』などでブルーリボン賞監督賞に2年連続輝いた白石和彌監督。本来ならもっと話題になってもいいはずですが、民放キー局はジャニーズに忖度して、完全にスルー。情報番組などでも一切取り上げられることがなかった」(映画ライター)

 

スクリーン数は85館と小規模とあって、興行成績的には大きな数字は見込めなさそうだが、映画そのものや、香取の演技に対する評価は、関係者の間でうなぎのぼり。白石作品のファンからも絶賛されている。

 

「SMAP時代も、香取はけっして演技がうまいわけではなかった。しかし、この作品に限っては『見直した』『いい意味で期待を裏切られた』という声が圧倒的。関係スタッフからは、『映画賞を狙える』との声も出ています」(前同)

[日刊サイゾー]

 

ということですが、映画賞という話が出てもジャニーズに潰されてしまうことは必至ですし、もしも受賞したところでワイドショーではカットされる未来もほぼ確定ですね。

 

東京オリンピック・パラリンピックを支援する日本財団の笹川陽平会長はブログでこう喝破しています。
 
〈「ジャニーズ事務所からの圧力はなかった」などとするテレビ局側の白々しいコメントを信じる視聴者など、どこにもいないだろう。独禁法違反につながりかねない状況を公取委が確認したのであれば、各テレビ局も謙虚に事実を認めるべきである〉
 
今となっては、世論のほとんどが笹川会長の意見に賛同していると思います。
 
ジャニーズとテレビ局に自浄作用は期待できない以上、世論の後押しを受けた公取委の”英断”に期待したいところです。
 
 



◆マツコ・デラックスは自らピンチへ向かった…

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