AKB48のシングル総売上枚数が3615.8万枚を記録、これまでB'zが保持していた記録を抜きオリコンランキングのアーティスト歴代最高となりました。これについて、B'zファンを中心に批判的な意見が噴出しています。

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※えーっと、これは何種?

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AKBは12月9日に発売した最新シングル「唇にBe My Baby」が初日売上81.3万枚を記録し、B'zが持っていたシングル総売上3580.9万枚の歴代最高記録を塗り替えました。

これはAKB結成10周年のタイミングであったことや、秋元康さんにとっては同曲が作詞シングル総売上枚数が1億枚を突破したことが重なり、ファンを含めたAKBサイドにとっては喜びでしかないことでした。

ちなみに記録の詳細は次の通り。

[以下引用]

☆アーティスト別シングル・トータルセールス歴代TOP5(※曲名は最多売上シングル作品/累積売上枚数)

1位 3615.8万枚 AKB48「さよならクロール」195.6万枚

2位 3580.9万枚 B'z「愛のままにわがままに 僕は君だけを傷つけない」202.1万枚

3位 2862.8万枚 Mr.Children「Tomorrow never knows」276.6万枚

4位 2535.2万枚 サザンオールスターズ「TSUNAMI」293.6万枚

5位 2395.5万枚 SMAP「世界に一つだけの花(シングル・ヴァージョン)」258.2万枚

☆AKB48 シングル作品 売上TOP5

1位 195.6万枚「さよならクロール」2013/5/22

2位 182.2万枚「真夏のSounds good!」2012/5/23

3位 178.7万枚「ラブラドール・レトリバー」2014/5/21

4位 178.3万枚「僕たちは戦わない」2015/5/20

5位 162.6万枚「フライングゲット」2011/8/24

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こちらを見ると、昨年5月にAKBがミスチルの記録を抜いたときのことを思い出します。

※ミスチルを抜いた時のシングルはこちら

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あの時もミスチルファンを含めAKBを良しとしない人たちからはブーイングの声が上がっていましたが、今回も同様の声があがっています。

[以下引用]

「AKBが売ったのはCDじゃなくて握手券でしょ」

「この記録は純粋なCDの売り上げと言えない。純粋に音楽でファンの心をつかんできたB'zに失礼」

「B'zは実力で勝負しているのにAKBは握手券や投票券をつける卑怯な売り方しているのでフェアじゃない」

「AKBがB'zに売上で勝ったらしいけど実力と握手券を比べないでほしい」

「正々堂々と音楽で売ってるB'zが握手券で売上を稼いでるAKBに抜かされたことが悔しい」

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AKBのシングルには握手券や「選抜総選挙」の投票券が付いていたり、ジャケット違いや生写真などの付録が複数パターンで組まれており、それを目当てにしたファンが同じCDを複数買いしているというのは有名な話ですから、こういう意見が出るのは致し方ないですよね。

ジャケット違いや付録違いの多種売りというのは今の時代AKB以外もやっていますが、えげつないのははやり握手券と投票券です。

EXILEもえげつない売り方をしているのにまだこういうランキングには入ってこないことを思うと、握手会に投票券、侮れないです。

 一見クリーンでもセコくて危険な新EXILE商法

シングルが発売された後には、ヤフオクにはそれらの特典を除いたCDが大量出品があったり、「これだけ買いました」という10枚20枚なんてものではない証拠写真、費やした金額自慢などあり驚いたものですが、もはやそれもたいして話題にならないくらい定番となりました。

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一方のB'zは基本的にシングルに特典をつけておらず、アルバムも「初回限定盤」「通常盤」くらいの違いしかありません。

実際の購入者数を比べれば明らかにB'zやミスチルに勝てるはずのないAKBがこうやって数だけ稼いで歴代1位になったわけですから、そりゃB'zファンのみならず今回の結果に納得がいかない人は多いのは当然でしょう。

しかし何を言ってもこれが現実。

購入者の数ではなくてCDが売れた枚数でカウントする以上、B'zも含めて売り方を変えていかなければならないのが現実です。

[以下引用]

「B'zは今年3月にリリースしたオリジナルアルバム『EPIC DAY』で初の複数バージョンを展開。通常盤をはじめ、ライブDVD付きの初回限定盤、PC用ダウンロードカードが付いたアナログレコード盤、オリジナルトートバッグやマフラータオルなどが同梱された『LIVE-GYM 2015盤』の4種が発売され、コアなファンはバージョン違いを複数買いをしているようです。また、6月にリリースしたシングル『RED』も通常版とライブDVD付きの初回限定盤、特別仕様のケースにオリジナルリストバンドが同梱された赤盤の3種を発売。プロ野球の黒田博樹投手の登場曲として書き下ろされたという背景があったとはいえ、グッズ付きシングルはファンにとって衝撃でした。音楽だけを売っていればいい時代ではなくなった象徴ともいえます」(音楽ライター)

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これはもう、時代の流れとAKBの運営の戦略勝ちとしか言えないです。

レンタルショップの充実やダウンロード販売、記憶メディアや再生機器の小型化が進んだ今、わざわざCDを買うのはごくごく限られた人です。

そもそもCDを再生できる機械を持っている人が減っているという話もあり、そんな時代にCDという形で売っても売れるわけがないんですよね。

それを打破する手段として、ターゲットをハマりやすいオタクにしぼり、握手会や総選挙という形で自分の応援が目に見えるようにしたのは、CDを買わせる手段としては素晴らしいです。

ただその結果、ランキングが形骸化し、特典を抜いたあとのCDというゴミが増えたわけですが、それでもAKB運営陣にとっては儲かることには変わりないからいいんでしょうね。

こんな時代になってしまったからには、オリコンのランキングはもうなんの意味も持たなくなるのでは。

スガシカオさんがダウンロード販売だけでは足が出るからCD買って!という訴えをしていたこともありました。

しかし「CDは売れない」んですから、そういう時代にそってきちんと人気を測らないと、なんだかとても虚しい未来が待っていそうです。

◆オリコンと違いすぎるiTunesランキング

本当に聞きたいのはどの曲?→ reading geinou ranking

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